右側面の様子
滋賀県警さんとJA共済さんと帝産湖南交通さんの粋な計らいで、「とびだしくん（飛出とびだしくん）」が車体に描かれたラッピングバスが、滋賀県内の一部地域で走り出しました。
これは、県内の交通事故防止を呼びかける運動の一環として、ドライバーや歩行者に「飛び出し注意！交通安全」を改めて促すために企画されたものです。ここ最近、無謀運転の車による痛ましい事故が頻発していることは、みなさんもテレビのニュースなどでよくご存知のことと思います。
とびだしくんラッピングバス（左側面）
後部のデザイン。ドライバーの皆さんは「歩行者にやさしい運転」を心がけてくださいね！
そういった事故がなくなるようにとの願いが込められた、この「とびだしくん」のラッピングバス。とびだしくんの図柄がフルラッピングされたバス1台と、ハーフラッピングされたバス1台の合わせて2台が、交通事故が特に多い草津市を中心とした一部の路線で運行されています。運行期間は来年7月までの約一年間。このような形で交通事故防止のためにもっとお役に立てるのなら、それこそ、とびだしくんの本望なのではないでしょうか？
運行路線は、草津市、栗東市のエリア内で順次入れ変わっていくそうです。この地域に関係のあるみなさんは、そのうち、街角の交差点でスマホなどをいじくりながら信号待ちをしていると、このバスが突然飛び出してくるという光景に出くわすことになるでしょう。そんな時は、「飛び出しは･･･ダメ、ゼッタイ！」なんて、改めて心の中でつぶやいてみるのもいいかもしれませんね。
「飛び出し注意」なんて当たり前すぎて、ふだん注意がおろそかになりかけている人にも、目の前に現れるラッピングバスは良い刺激になるに違いありません。
