とび太くんがヒマラヤに?

とび太くんがヒマラヤに?

とび太くんと朗らかな笑顔が素敵なネパールの子どもたち

このところとび太くんが世界に少しずつ進出中であることは、とび太くんファンの方ならご存知の方もいらっしゃると思いますが、またまた新しい情報が入ってまいりました。とび太くんを日本国外へ連れ出すことを発案された永田純子さん(滋賀県栗東市在住・・・世界初?の飛び出し坊やコンテストを主催された方です)からの情報です。

今年の4月に永田さんはネパールに行かれたのですが、その際、「またとび太くんを連れて行きますよ」と出発前にご連絡をいただいておりました。もともと国際的なボランティア活動にも力を入れていらっしゃった永田さん。今回は、ネパール東部に位置するシンドゥリ郡で「ハッピーガールズホーム」という孤児院を運営されている、「国際交流の会とよなか」のメンバーとともにとび太くんを連れてネパールを訪問したそうです。

今回は交通事情が目まぐるしく変化している首都カトマンドゥではなく、あえて車もほとんど見られないような農村部にある孤児院に寄贈されたそうです。おそらく子どもの飛び出し事故を防ぐためという大義についてはあまり意味をなさないのかもしれませんが、孤児院にいる子どもたちを元気づけるためのプレゼントとしては大きな意味があったのではないでしょうか? 実際、孤児院の子どもたちに、とび太くんは大人気だったといいます。

 永田純子さん(左)と子どもたち(カトマンドゥ近郊)

 永田純子さん(左)と子どもたち(カトマンドゥ近郊)

ネパール語ととび太くん。デザイン的になぜだかCool!

ネパール語ととび太くん。デザイン的になぜだかCool!

なんかしっくりとおさまっちゃっていますね(笑)

なんかしっくりとおさまっちゃっていますね(笑)

もちろん、もし、ちゃんととび太くんの存在意義について話が伝わっているのなら、将来子どもたちがカトマンドゥなどの車の多い大都市に出ていくようになったときのことを考えると、「飛び出し」はしてはいけないという啓発の意味も十分にあると思われます。交通事故に巻き込まれる可能性などほぼありえない農村部から、車社会化しつつあるカトマンドゥなんかに出れば、車に慣れてない子どもたちが交通事故に遭う確率は高いでしょうから・・・。

ちなみに、今回のネパール行きでとび太くんは標高2322mの位置にまで到達したことになり、おそらく飛び出し坊やの歴史上、最高地点に存在することになったのでは?と永田さんはおっしゃっています(笑)

寄贈されたとび太くんがネパールで今後どんな活躍をしてくれるのかが楽しみです。ネパールの子どもたちを元気づけ、末永く愛される存在として居続けてくれるといいですね!

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